中古車の売却トラブル|国民生活センターの事例と対策
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国民生活センターは2023年3月に「増加する中古自動車の売却トラブル-強引な勧誘やキャンセル妨害も-」を公表しました。売却に関する相談は2021年度に1,519件と前年度の1.25倍に増え、背景として中古車買い取りの強化や契約当事者の高年齢化が挙げられています。
相談件数の推移(PIO-NET)
| 年度 | 件数 |
|---|---|
| 2018年度 | 1,151件 |
| 2019年度 | 1,229件 |
| 2020年度 | 1,211件 |
| 2021年度 | 1,519件 |
| 2022年度 | 1,157件(2023年1月31日まで) |
出典:国民生活センター(2023年3月22日公表)。中古自動車全体(購入を含む)の相談は2025年度8,642件(同センター「中古自動車」ページ、2026年5月31日現在)。
事例の型
| 型 | 公表事例 |
|---|---|
| 強引な勧誘・契約 | 査定時に強引に契約させられ、車を持っていかれた/事業者が居座り、やむなく契約した/勝手に契約したことにされ、断るとキャンセル料を請求された |
| 高額なキャンセル料 | 契約直後のキャンセルに高額なキャンセル料を提示された/算出明細が示されない |
| 契約後の減額 | 修復歴を告げて2回査定し決まった売却額が突然減額された/引渡し10日後に一方的に契約解除を告げられた |
同センターの「中古自動車」ページには、売却後にエンジンの異音を理由に「減額か返品」と連絡があった事例も掲載されています。
国民生活センターが示す問題点
- 十分な情報を持たない消費者に、その場で強引に契約を迫る
- 高額なキャンセル料の設定やキャンセル妨害
- 契約後に査定額を減額する
- 事業者が訪問した場合でも、車の売却は特定商取引法の規制対象外
消費者へのアドバイス
- その場で契約しない 一度冷静に考える
- 契約書を確認 キャンセル条項など
- 事前に告げる 修復歴・事故歴
- 相談 188・JPUC相談室
同センターは、修復歴や事故歴を事前に適切に告げていた場合、契約後にそれらを理由とした解除や減額には応じる必要はないとしています。
一括査定サイトを使うときの注意
同センターは、査定サイトに書き込んだ情報によって複数の事業者から勧誘されることがあると注意を促しています。仕組みと電話連絡の違いは「一括査定の仕組み」の記事で整理しています。
相談先・申込先の選び方
トラブルになったとき、なりそうなときの相談先です。
- 消費者ホットライン:188(最寄りの消費生活センター等を案内)
- JPUC車売却消費者相談室:0120-93-4595(平日9:00〜17:00、無料)
- 契約書・やり取りの記録を手元に用意して相談する
よくある質問
契約後すぐならキャンセルできますか?
キャンセルの可否と費用は契約書・約款の定めによります。車の売却は特定商取引法の規制対象外と指摘されているため、署名前に解除条項を確認してください。
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車の買取査定の申込先の例
車検証とローン残債の金額を手元に用意してから、複数社の査定額を同じ条件で比べてください。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。
出典・確認した公式情報
- 国民生活センター「増加する中古自動車の売却トラブル-強引な勧誘やキャンセル妨害も-」(2023年3月22日)
- 国民生活センター「中古自動車」(各種相談の件数や傾向)
- JPUC(日本自動車購入協会)「車売却消費者相談室」
- JPUC「車売却・車買取契約の際の注意点とは?全体の流れとトラブルの予防策などを解説」
確認日:2026年10月12日。制度や手数料は改定されることがあります。手続きの前に、住所地の自治体・運輸支局・各社の最新案内と契約書を確認してください。税務・法律の個別判断は、税務署・税理士・消費生活センター等の専門窓口に相談してください。
査定の日は「今日は決めません」と言ってよい日。